花の便りはまだですか

故郷から遠く離れ、まだ見ぬ赤子に想いを馳せつつ 夫と猫2匹ノンビリと過ごす日々。子宮外妊娠(異所性妊娠)の体験記があります。Twitter→@sugrusdan

手術当日

手術準備

病院の朝は早い。検温と血圧測定。

その後お風呂に入り清潔にする。書き忘れたがおヘソの消毒は昨日してもらった。たまに表面を掘り掘りするくらいだったので、お宝満載だったのであろう、看護婦さんが手間取っていた… ごめんなさい(照)。

手術着に着替える。

血管の詰まり防止の弾性ストッキング(膝まで)を履く。

点滴を刺す。血管がピリピリ痛い。

これがしばらく入っているのかと思うとテンションダウン。チューブもちょっとした拍子にぶつかってイテテ…を何度もやる。

数時間後に手術だというのに食欲が旺盛過ぎてお腹がぐーぐー鳴っているが、明日の朝まで我慢。

いよいよ緊張してくる。付き添いに誰も来ない(来られない)まま手術室へ。傷も1cmくらいと聞いているし。なんとかなるでしょう。

 

手術室は寒く、明るかった。

布団を掛けられ、手術着を剥がされ、点滴に麻酔が入る。同時に酸素マスク。「おお…ドラマっぽい」と呑気に感動する。その数秒後に眠ったらしい。

 

目覚め

「mokukoさん起きてー!mokukoさーん!」

…なんだようるさいなあ もっと寝かせてよ

…なんか変な夢見てた

…アレ… 手術… 終わったのか…

ゆっくり記憶が戻る。体が氷のよう。途端にお腹に激痛が走る!下痢だ!(手術室が寒く、肩が冷えたため)

汚い話になってしまうが直ぐに出したくて仕方がなかった。看護婦さんに訴えてもスルー。何度ももうダメだーと思っても、お腹のあちこちにチューブが繋がっているイメージがあって、踏ん張れない。

地獄のようだった。今度手術する時(したくないけど)は浣腸してもらおうと心に誓う私。

病室に戻っても寒く、電気毛布を掛けてもらう。また眠る。

 

何度も目が覚める。朦朧として何も出来ない。眠る。を繰り返し、ようやく夕方になって意識がはっきりして来た。下痢の波もない。

足には血栓予防の変な機械が付いていてずっとマッサージされてる。酸素の鼻チューブもついてる。心電図もついてる。尿道に管も入ってる。

傷も痛む。完全に動けない。ずっと寝てて腰も痛い。

これ程とは… 今まで痛みに強いと思ってきた私も大人しく寝ているしかなかった。

 

夜も更けて来たが、夫の来る気配がない。残業しているのかな?痛みをこらえ、床頭台のスマホを取る。

LINE「(連絡が来ないので)眠っているのかな。ゆっくり休んで^ ^」

 

…?

 

来ない。妻が手術を受けた当日に来ない!

寝てても様子くらい見に来るだろう…

普段からズレているところはあるが…

なにこいつ…

何もかもどうでもよくなり、面会時間も過ぎたため看護婦さんには「主人は今日来られないみたいで…」と引きつりながら伝えておいた。先生も説明の為に待っていてくれただろうに。